作品紹介
■あらすじ■
都会を離れ、祖母の住む田舎で暮らしている主人公 稲守 尚。
稲守家では代々、近くの祠に祀られている神様のお世話をしており、
尚もまた毎日、祠へお供え物をしている。
ある日、いつものように祠へ向かうと、なんと祠が壊れてしまっていた。
業者に修理依頼の電話をしようと家へ帰ると、そこには見慣れない少女が立っている。
狐のようなモフモフの耳としっぽを生やし、巫女のような恰好をしたその少女は尊大な態度でこう言った。
「わしは天ツ(アマツ)。おぬしら稲守が代々祀っている神じゃ―」
その日から、尚と天ツの共同生活が始まった。