あらすじ
上京して2年。いまだ童貞の俺。
一緒に上京してきた友達にも先を越され、友達にもいじられる始末・・・。
大学にも女子はいっぱいいるが、なかなかきっかけもなく
サークルにも入ったが、もう大体が彼氏持ち・・・。
こんなはずじゃなかったんだけどな・・・と思いながら、
日々堕落し、過ごしていたある日。
彼女いない組で、全員好きな子に告白して、
付き合えなかった奴が罰ゲームでサークルの「地味子」に告白するという内容だった。
そこで、俺は勇気をもって同期に告白したがあっけなく振られてしまった。
友達二人はというと、二人とも成功し、今では負け組は俺一人に。
自棄になった俺は、罰ゲームとは言え、地味子にデートを誘ってみると、
意外にもあっさりオッケー・・・。
地味子は、サークル内でも口数は少ないが、別になじんでいないわけでもない、ごく普通の後輩。なんだったら、割としゃべる方だ。
サークルの面倒なこともやってくれるし、同期とも結構仲良さそうだが、俺たち先輩からのイメージは「マジで地味w」
デザイン系の学部的にも、オシャレな学生が多いので、余計に浮いている。
ただ、サークルで展示した自主制作の服が話題になり、それからは容姿以外は結構普通ということが分かり、周りからもそこまで浮かずに過ごせているっぽかった。
間違いなく、序列をつけるなら下位な地味子・・・
けど、まぁ・・・俺も同じようなもんか・・・。
と、当日デートに出かけた俺は、地味子との集合場所で驚くことになる。