作品紹介
美しき少女が教師を破滅へといざなう
10年前…一人の少女へ性的暴行を行った過去を持つ森田秀典は、そんな忌々しい記憶を無かったかの如く振る舞い、今や夢であった教師という聖職者の道を歩み、美しい妻を迎え、順風満帆な人生を送っていた。
新年度も始まった桜咲く春の日。
一人の美しい少女が職員室に森田の元を訪ねてきた。そして彼女の口から発せられた言葉に森田は耳を疑う。それは10年前に自分が暴行した少女の名前であった。
“あの時の少女が自分の赴任する学校に入学して来た…!?”
恐怖に慄く森田は少女に一体何の目的で自分の前に現れたのかを問うた。彼女は答える。
「私は今でも先生のことが好きなだけですよ」と…。