夏の匂いのする少女、しおいのひと夏のあやまち。
ある鎮守府に演習に訪れたしおい。
それは見知らぬ提督との、たった一度、一晩だけの関係のはずだった。
だが、秘密の共有という甘い罪はふたりを確実に犯し、
さらなる深い深い快楽の沼へと誘い込む。
しかしどれだけ快楽に溺れようとも、夏と共に終わる関係。
これは、ひと夏のあやまちなのだから。
その指には、約束の指輪がはめられているのだから―――
艦〇れ伊401のひと夏のあやまちシリーズ総集編!
ささいなきっかけで演習先の提督と不適切な関係になってしまったしおい。
帰るべき鎮守府では、ケッコンした提督と仲間が待っている。
これはひと夏のあやまち、そう思っていたが、
自分が浮気をしている間に、親友のろーと夫である提督が肉体関係をもつようになっていた。
自分の犯した罪と罰に向き合うことができず、
再び快楽と浮気の沼へ落ちてゆく―――――――
・浮気沼に落ちるきっかけを描いた「あの空は夏の中」
・一度は断ち切ったはずの浮気関係に再び身を浸す「センチメンタル炎天下」
・しおい、ろー、ふたりの提督の夏の情事「ふたり、ひと夏のあやまち-伊401-」
の3本を収録。
救いなどないとわかりつつも身体を重ねるしかできないしおいの、夏のお話。