「ヒトニゴキブリ」とはその名の通りメスが「ヒト」に似た姿をしているゴキブリです。
メスは全長が110～160cmととても大きい反面、オスは大型で50～60cm、中型で20～25cm、小型で4～8cmとメスに比べると小柄なことも特徴です。
そのためか一般的なゴキブリと違いオスがメスを誘って自らの背中に乗せて交尾を行うということはせず、
その真逆のメスがオスを誘って背中に乗せる、あるいは腹部に乗せるといったオスが上位になる交尾姿勢をとります。

今回我々が密着するのは、このヒトニゴキブリの中でも北海道を除いた日本全土に広く分布する「アカアシヒトニゴキブリ」の交尾です。
どこにでもいる本種ですが交尾を見たことのある人は少ないと思います。
身近な存在である彼らの謎に包まれた愛の営みに迫っていきましょう!!

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