■■あらすじ■■
昼下がりの午後、授業のチャイムが鳴り、残す所あと1科目で終わる頃、
化学の教師、木村祐介は職員室へと向かっていた。
廊下をスタスタと歩くたびに、クスクスと生徒達の笑い声が気にかかる。
どうせ自分を笑っているのだろうと、木村は生徒の前をわざとらしく視線を合わせ何も言わず通り過ぎる。
小心者の木村における最大のプレッシャーを与えたつもりだったが、
生徒たちは、「今こっちみたー、キモイー」と木村を小馬鹿にする。
木村にとってはいつもどおりの光景。
何食わぬ顔でその場を通り過ぎるのだった。

――木村には、なるべく関わらないようにして来た二人の生徒がいる。
本間紗耶香と円城姫璃。

本間紗耶香。
この学園では男女限らず知らぬ者がいないほどの人気ぶり。
しかし一部の生徒には嫌われている。
その理由は木村には知るよしも無いが、恐らく彼女の性格がそれを語っているのだろう。

円城姫璃。
学園長の一人娘で、優美高妙、才色兼備を兼ね揃えた女。
人気もさる事ながら生徒・教師に絶大なる信頼を得ている。
しかし、彼女の才女としての性格は、一部では怖がられ、
他を寄せ付けない雰囲気をだしてしまっている為、友達と呼べるものはいない

この二人の生徒に楯突くようなものなら、この学園では生きては行けない。
女生徒に噛みつくような事があれば、どちらかの派閥からお咎めが来るのは間違いない。
我慢していれば平穏無事に過ごせる。そう考える木村だったが、
ある日を堺にその理想は良くも悪くも崩れていくのだった……。

■■登場人物■■
■本間 紗耶香(ほんま さやか)
スタイル抜群で、口がうまく男達を引き寄せる才能を持っている。
髪色は茶髪、セミロングが似合う女子生徒。
校則がゆるいことも有り、服装はくずしたスタイルで体のエロい部分が見え隠れしている。
性格は気丈で八方美人、裏表がはっきりしている。
嫌いな連中には、とことん性根が悪くでるため、本人に対しても回りは好き嫌いがはっきり別れる。
しかし、表面上での仲を取り持つのがうまいため人が絶えない。
男達は、その光景を見て紗耶香が人気があると勘違いしてもてはやす。
何度も騙された男達もいるが、紗耶香の口車に
載せられてぐぅの音もでず、フェードアウトしていくのだ。
自分が気に入った相手がいたら自分のものにしたがり、
一人の男子生徒を気に入っているが、まだ恋人同士ではない。
その男の前だと、猫をかぶる。
校内での発言力もあり、師達の信頼も厚い。
円城姫璃とは、対立的立場で校内の自分のテリトリーを広げるのに躍起になっている。

■円城 姫璃(えんじょう ひめり)
学園長の娘。
プライドが高く、人を見下す傾向がある。
その性格に回りは轟き、親しく話すものは少ない。
お嬢様育ちで姿勢がしっかりしており、スタイルも良い。
金色に光る髪の毛をツインに流し、その匂いにつられ男子生徒達を取り込む。
自分に厳しく、お嬢様らしかぬ自分を律する気持ちで
生徒たちから恐れられているものの、尊敬の眼差しで見らる事もある。
幼馴染みの依子という女生徒がいる。
昔からの付き合いの為、依子からはひめちゃんと呼ばれているが、
本人はよろしく思っていない。
しかし、依子には情を持っている為、何かと世話を焼く。
紗耶香とは対立する立場で、自分の方が上という考え方を
持っているので何かとぶつかる事が多い。

■木村佑介(きむら ゆうすけ)
化学の教師。いつもYシャツにくたびれたネクタイ、
紺色のパンツに、ボロボロのクロックスを履いている。
その上から白衣をまとい、ボサボサとした長髪は薄く白髪が混ざっている。
根暗で長身、意外と良い体格をしているが、生徒からは
その風貌も相まってキモい臭いだのと罵られている。
本人も、常に女生徒を欲求の対象として見ているため生徒からの批判が多い。
しかし本人曰く、視姦しているだけなので罪はないと考えている。
馬鹿にされている事も自覚し、あわよくば女生徒に対して制裁を加えようと
虎視眈々と機会を伺っていた。

企画/監督/原画 :虚空力士
彩 色 :ひなより
シナリオ :黒林

■基本CG14枚(Hシーン12+立ち絵2枚)
 画像サイズ:横1920×縦1080
 セリフあり 差分含めて 250枚以上
 セリフなし+効果音あり  60枚
 セリフなし+効果音なし  60枚
 総枚数、 380枚以上!
 画像形式:JPEGファイル及び、PDFファイル同梱

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