『力加減はいかがかなん?』
堕天使が情報の海の中で発見した闇の儀式を受け、とびきりの
アクアパッツァ作りをしたくなった眷属は、内から湧き上がる『欲』に
導かれるまま、行動し始める。
みかんとハンバーグと共に、新たにわかめをトッピングすることに
成功した眷属。だが、儀式の影響の伝播により、わかめは暴走を始め、
みかんとハンバーグと眷属は逆にわかめに料理されてしまう。
完全に眷属の予定に無かった わかめの逆襲。
しかしソレが、逆に眷属を興奮させ、眷属の新たな夢の扉を開く
きっかけとなったようだ。
眷属は求めた。再び、先の読めないシチュエーションを。
己の予想、予定をぶち壊される快感を。
そして始まる、次なるアクアパッツァ作り。今回の
トッピングはレモン。わかめと共に、レモンを料理していく眷属。
だが、その途中で料理には必要のない『異物』が混ざりこんでしまう。
しかし、その『異物』こそ、眷属自らが仕込んだ、眷属の夢を
叶えるための最高のスパイスだった。
今回のアクアパッツァの味は、スパイスのきいた、
少々変わったモノになるのかもしれない…。
~内容~
・本編文字有り85ページ
・本編文字無し85ページ
・おまけ3ページ
合計173ページ