冷静沈着が代名詞の主人公、冷泉文人(れいぜいふみと)は将来医者になる予定の優等生。

ある日の帰り道、家族ぐるみで付き合いのあるご近所さんの女の子、
妹的存在のヒロイン、小日向りいなと久しぶりに遭遇する。

本気で医者になるつもりだと伝えると、りいなはお手伝いを買って出てくれた。
昔から変わらず優しい良い子だ。

「今から女の子耐性つけとかないとーお医者さんになってからじゃおそいよー?
診察中にじろじろ見て挙動不審な先生は～逮捕されちゃうよね?」

「うっ…！そんなこと言ったってどうすりゃ…」

「りいながお兄ちゃんのために一肌脱いであげる
お兄ちゃんが性犯罪者にならないために…」

(ほんとはもっと大人になってからって思ってたけどそんなこと言ってられないもんっ。
お医者さん志望って周りが知ったら女の子免疫無いお兄ちゃんはあっという間に
悪女に転がされちゃうんだから。)

りいなの密かな文人に対する恋心が、診察の特訓という名目の大胆なアプローチに変貌する中、
文人がとった行動とは…！果たして文人は冷静なままでいられるのか！?
この日を境にスタートする女性免疫接種計画。

全ては文人が医者になるために、2人の未来をよりよくするために。

冷静でいようとする心と理性を溶かす恋心、愛情が混ざり合う純愛いちゃラブストーリー